がん免疫治療
(ハイブリッドMAT療法)

クリニックの治療について
当クリニックでは、がんの根本的治療法の開発、治療後の再発予防に取り組んでおります。特に、がんの微小環境をターゲットとしたがんの免疫機能に着目した治療と検査を行ってまいります。がんを取り巻く環境は、100人いれば、がんの微小環境も100通り。標準治療に加え、それ以外でのがん治療に対するアプローチも可能です。さらに、微細がんの検出、治療と検査の両輪で対応してまいります。

標準治療と免疫治療の違い
がんの標準治療と免疫力を利用したがん治療の大きな違いは、がん細胞への攻撃方法です。標準治療である抗がん剤や放射線は、がん細胞だけではなく正常な細胞も傷つけてしまうため、吐き気や脱毛、全身倦怠感などの副作用が出てしまうことがあります。これに対して、免疫の力を利用したがん治療は、その名が示す通り、免疫の働きを活用して、がん細胞だけを集中攻撃します。人に元々備わっている力を使い、正常な細胞を傷つけることもない「体に優しい」治療で、副作用もほぼありません。

従来の標準的ながん治療
免疫の力を利用したがん治療

体内の免疫細胞について
がん細胞は人間の体の中で毎日5,000個程生まれてきていますが、体が持つ免疫の仕組みで異物と判断され、免疫細胞の攻撃に曝されることで、健康な状態ではがんと診断される大きさになる前に消失します。ただ、何らかの状態で免疫力が落ちて、がん細胞の成長が上回る場合があり、この状態が続くとがんと診断される大きさまで成長してしまいます。

免疫細胞の種類
人間には生命維持に必要なシステム=免疫システムが、生まれながらに備わっています。このシステムは免疫細胞の活躍によって維持されています。免疫細胞には様々な役割を持った多数の種類がありそれぞれが連携して、常に外敵の侵入やがん細胞などの脅威から身体を守っています。
 がんは、加齢とともに本来の免疫の働きが衰えることが一つの要因として考えられます。当クリニックでは、この免疫の調整力を、的確に、効率的に強化する治療により、ほとんど副作用を伴わないがん治療を進めております。

■マクロファージを活性化してがんを克服する
マクロファージは、がんの免疫系をコントロールする司令塔に匹敵する働きをしています。がん組織の微⼩環境を形成する中で、がんの組織は低酸素環境があげられます。がん細胞は低酸素環境に適応すると、抗がん剤や放射線に抵抗性を示すうえに、浸潤・転移・再発の原因とも考えられます。この低酸素状態を克服するのがマクロファージの活性化です。ハイブリッドMAT療法は、人間の持っているマクロファージを活性化し、免疫の働き(自然治癒力)を活用して、がん細胞だけを集中的に攻撃していく治療です。

■M1とM2の2つのマクロファージ
がん患者のほとんどが、体内のリンパ球が減り、免疫力が低下状態にあります。この低下した免疫力を本来機能するマクロファージの状態にもっていき、全体の免疫力を高めることにより、NK細胞や樹状細胞、T細胞など免疫細胞全体が活性化していくことが期待されます。またマクロファージには、2つのタイプ(M1/M2)が存在します。M1(炎症系マクロファージ)とM2(抗炎症系マクロファージ)のバランスを取っていることが正常な状態といえます。ところが、がんになると、このバランスの崩壊が起こります。マクロファージは免疫細胞として、がんと闘うのではなく、逆にがんを助けてしまう細胞(TAM)になってしまうことが示唆されています。

■この治療の目指すところ
M2マクロファージは、腫瘍随伴マクロファージ(TAM)と呼ばれ、腫瘍組織の大部分を占めると、がん細胞がさらに拡大進行し、血管新生、免疫抑制、遠隔転移浸潤などが起こってしまいます。この治療は、そのTAMの進行を抑制して、徹底的にマクロファージを活性することにより、本来持っているマクロファージの機能を正常状態に戻していくことを目指していきます。M1とM2のバランスを調整し、自然免疫と獲得免疫の2つのアプローチで体内の免疫力を強化していきます。

■副作用を伴わない治療、標準治療との併用も可能
ハイブリッドMAT療法は、点滴と毎日の経口摂取により、免疫力を高めていきます。点滴においては、マクロファージの極性化において強いM1表現型を促進および安定化を図ります。M1よりもM2が強く表現される場合があるため、がん細胞の成長が促進され、逆効果のリスクもあります。この治療は安定して、M1とM2のバランスを調整しながら、抗がん剤、放射線のような副作用を伴わない、安全な治療が可能となります。ハイブリッドMAT療法は、人間の持っているマクロファージを活性化し、免疫の働き(自然治癒力)を活用して、がん細胞だけを集中的に攻撃していきます。

◆馳澤憲二(Kenji Hasezawa)
医学博士・医師
専門:腫瘍内科、放射線科、一般内科

東京大学医学部を卒業後、東大病院等で研修を積む。活性リンパ球療法の治療に参加し、免疫治療を研究していく。東京大学医科学研究所でがん遺伝子及び免疫の研究の従事、東京大学では初めてγ-knifeの治験を行い、国立病院で初めて乳房温存法温存療法を当初から多段階マルチリーフを使用した方法で行い、今日の緩和ケア病棟の前身も放射線治療病棟に導入。免疫と放射線治療の切り口でステージⅣや末期のがん患者さんへの診療を行っている。あきらめないがん治療を実践。『働きながら「がん」を治そう』(集英社2005年)の著書。

■治療の特長

◆がんの縮小と長期生存のダブル効果が期待
◆手術、抗がん剤、放射線治療、他の免疫治療の相乗効果も期待
◆診療後、すぐに治療を開始できます
◆治療効果を測定、数値化して、今後の治療方針の参考にできます
◆副作用はほとんどなく、身体に優しい治療です

■対象がん

◆血液がん、固形がんとすべてのがんに対応
肺がん、前立腺がん、胃がん、精巣がん、肝臓がん、皮膚がん、食道がん、すい臓がん、膵がん、骨腫瘍、骨肉腫、大腸がん、軟部腫瘍、胆道がん、胆管がん、胆蓑がん、腎(腎細胞)がん、膀胱がん、喉頭がん、子宮頸がん、子宮体がん、外陰がん、頭頸部のがん、卵巣がん、小児がん、乳がん など

※3大治療でも難しい転移・再発したがんのほか、手術が難しい難治性のがんにも対応します。

■免疫力検査で治療効果も数値化
治療前と治療後、東京医科歯科大学で開発された免疫力判定検査を実施しております。免疫力の測定には、血液を少量採血し、3~10項目のリンパ球の種類、比率、機能などを調べます。検査結果から免疫年齢も推定いたします。治療により、免疫向上の効果測定を数値化し、今後の治療方針の参考にできます。

Q

健康保険は使えますか?

A

免疫細胞療法は保険外診療(自由診療)です。健康保険の適応にはなっておらず、自由診療の枠内での治療になりますので、全額自費によるご負担となります。また、厚生労働省の定める先進医療の適応とはなりませんので、先進医療特約などの適応はございません。

Q

無料相談には何を持っていけばいいのですか?

A

事前問診票(病気の経過・質問など)と紹介状(あれば)をお持ちください。まずは、電話かメールにてご予約を取っていただけましたら、スムーズです。

Q

免疫細胞療法を受けると身体の調子が上がったり、痛みが少なくなったり、抗がん剤の副作用が少なくなると聞きましたが本当ですか?

A

その様な声を多数いただいております。免疫治療は自分の免疫細胞を活性化・増殖させる治療です。そのためか「身体の調子が上がった」「食欲が増した」「風邪をひかなくなった」「痛みが少なくなった」「抗がん剤の副作用が軽くなった」などと言う声もいただいております。ただし、統計データとしては取れておりませんので、受けられた患者さま、すべての方がそのような実感があるとは限りません。

Q

ハイブリッドMAT療法は継続的に行えますか?

A

はい、可能です。治療開始と1クール(8回)の最後あたりで、治療の効果をを確認し、ご希望により継続して治療を続けることが出来ます。継続できなくなることはほぼありません。

Q

治療の期間はどれくらいかかりますか?

A

患者さんの病状やがんの種類によって、治療期間は異なります。再発予防の場合と標準治療がすべて効かなくなってきている場合でも、治療期間や頻度は全く異なります。初診では先ず、患者さんの病状や体力に応じて、向こう1ヶ月〜3ヶ月の計画を大まかに提示し、治療をスタートしたら、検査などで効果を判定して計画の見直しを行います。

Q

副作用はどのくらいありますか?

A

ハイブリッドMAT療法は、免疫全体を活性化する治療ですので重篤な副作用はほとんどありません。むしろ、継続すると体力、気力が戻ってくるという方が多い傾向にあります。

Q

他の病院でがん治療中ですが、免疫治療も併用することができますか?

A

はい、可能です。当院には以下の方が通院されています。 ①手術、放射線、抗がん剤治療中の方(免疫力を底上げし、併用効果を期待する治療として) ②標準治療を終えた方、体力的に標準治療が難しい方(がん進行を抑えることを期待したコントロール療法として) ③再発が気になる方(がん再発予防として)

Q

放射線治療と併用する場合、どのようなタイミングで実施したらよいですか?

A

放射線治療と併用する場合は先に放射線治療を実施した後で、 ハイブリッドMAT療法を実施することを推奨しています。

Q

抗がん剤治療中です。併用治療をする場合、どのようなタイミングで実施したらよいですか?

A

基本的には抗がん剤の休薬時に免疫治療を薦めております。 ただし、併用する抗がん剤の種類により投薬期間がケースバイケースになりますので、 主治医の先生との打合せをしてタイミングを決めています。

Q

ハイブリッドMAT療法を受ければ、手術の必要はありませんか?

A

手術などの標準治療が受けられる状況であれば、標準治療との併用を推奨しています。 免疫治療は標準治療の代替治療ではありません。どうしても標準治療を受け入れられない場合を除き、 基本的には、がんの勢いをを少し止めるためにも患者様に「標準治療との併用を推奨」しています。

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    0120-379-740 [受付時間] 11:00~17:00

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    クリニック名 銀座一丁目クリニック
    住所 〒104-0061
    東京都中央区銀座1丁目4−3
    カルチェブラン銀座ビル 2F
    お電話 0120-379-740
    最寄り駅 銀座一丁目駅 徒歩1分(3番出口)
    JR有楽町駅 徒歩5分(京橋口)
    銀座駅 徒歩7分(B4出口)

    診療時間

    11:00~17:00