がん免疫治療
(さらに免疫を高めるがん治療)

■温熱療法(マイクロ波)
がん組織は正常細胞に比べ、熱に弱く、41.5℃~44℃程度の温度で死滅します。がん細胞は正常細胞より水分を多く含んでおり、マイクロ波によって、熱されやすいという特性があります。また正常血管内の血液が適度に温まり、代謝が活発になり、免疫力が高まります。これによって免疫系のがん細胞を攻撃するパワーが強化され、相乗効果が期待できます。

■高濃度ビタミンC点滴療法
超高濃度ビタミンCの点滴は、栄養素が直接血管に入るので、消化管を通らず、「超高濃度のまま」全身にいきわたります。組織内で活性酸素を発生させ、その一時的な酸化ストレスを利用して、抗酸化力・免疫力の向上、コラーゲンの合成の補助、がんの進行抑制などの効果が期待できます。抗がん剤や放射線治療などの副作用緩和、QOLの維持・向上として治療ができます。

■水素吸入療法
 水素は老化を促進し、病気の原因となる「悪玉活性酸素」を除去する強い抗酸化作用を持っています。水素吸入には、抗がん剤・放射線治療による副作用の軽減効果や抗腫瘍効果、免疫学的効果が期待できるとされています。さらに、細胞のエネルギー代謝を促進することが発見され、様々な病気の予防や治療に活躍できると期待されております。